受診案内GUIDE
受診される方へ
療養生活を支える
制度利用をサポートします。
こころの病気の治療を続けながら安心して日常生活を送るためには適切な支援を受けることが大切です。
医療費の負担を軽減する制度や、生活の安定を図るための給付など、
さまざまな支援制度を受けられるよう当院がサポートします。
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自立支援制度(精神通院)
当院は指定自立支援医療機関でありご利用いただけます。
すでに他の医療機関でのご利用中の方で当院での
ご利用を希望される場合は、受診前に変更手続きをお願います。 -
精神保健福祉手帳について
精神保健福祉手帳を取得することで、
さまざまな支援を受けられる可能性があります。
詳しくは受診時にご相談ください。 -
休職について
仕事を続けることが難しいと感じている方へ、
休職に関するご相談をお受けしています。
診断書の発行や、状況に応じたサポートをいたします。
お困りの際はご相談ください。 -
障害年金について
障害年金の申請を検討されている方の
ご相談も承っております。
初診の方へ

ご持参いただくもの
- 健康保険証またはマイナンバーカード(オンライン資格確認システムに対応しています。)
- 現在お薬を飲まれている方は、お薬手帳または現在服用中のお薬がわかるもの。
- 紹介状や検査結果など(お持ちの方)
- すでに受給証をお持ちの方は自立支援医療受給者証(精神通院)
- 問診票をダウンロードし、プリントアウトしてご記入のうえ、ご持参ください。
(ダウンロードできなかった方は受付にてお渡しします。)
初診時の検査について
初診時には、血液検査・心電図検査を受けていただくようお勧めします。
その理由として、治療を進める上で、身体の健康状態を把握することが重要だからです。
特に、服薬を開始した後に何らかの異常が見つかった場合、その原因が薬の影響によるものなのか、
もともとあった健康上の問題なのかを判断するためには、初診時の基礎データが必要になります。
また、うつ症状や不安症状が、血液の状態の異常などの要因によって引き起こされることもあるため、
適切な診断と治療方針を決定するためにも、初期段階での検査が役立ちます。心電図検査についても、特定の薬剤の使用によって心臓への影響が出ることがあるため、安全に治療を進めるために実施をお勧めしています。
薬局・処方について
院外処方です。
同効薬や併用注意薬の内服を防ぐために、かかりつけ薬局をお持ちになることをお勧めします。
医療機関について
必要に応じて適切な医療機関をご紹介させていただきます。
再診予約について
再診の前に予約が必要です。
受診の時に次回の予約をとられるか、自宅等でWEB予約(再診のみ)をしてください。
- 予約時間は診療時間の確約ではなく目安の時間です。
- 急患や混雑状況により、お待たせすることがありますがご了承ください。
- ネット予約が取れない時は、お電話で窓口にお問い合わせください。
- できるだけ、遅れのないように予定を組んでおりますが、診察が遅れることもありますのでご了承ください。
診療に関する掲示事項
オンライン資格確認について
当院では、マイナンバーカードによる「オンライン資格確認」に対応しております。
オンライン資格確認により取得した診療情報・薬剤情報・その他必要な診療情報を取得・活用して診療を行うことができます。
なお、当院では厚生労働省の定めに基づき医療情報取得加算を算定しております。
質の高い医療の提供に努めておりますのでマイナンバーカードのご利用にご協力をお願いいたします。
明細書の発行について
当院では患者様への情報提供を積極的に行うため領収書の発行の際に診療報酬の算定項目が分かる明細書を無料で発行しております。
なお、明細書が必要ない場合はお申し出下さい。
一般名処方について
一般名処方とは、お薬の有効成分をそのままお薬名として処方することです。
これにより、有効成分の同じお薬が複数あれば、先発医薬品・後発医薬品(ジェネリック医薬品)をご自身で選ぶことができ、特定のお薬の供給が不足した場合であっても、患者様に必要なお薬が提供しやすくなります。一般名処方について、ご不明な点などがありましたら当院職員までご相談ください。また、一般名処方を希望されない患者様につきましてはその旨をお伝えください。
精神疾患の早期発見・診療を努めます
当院は、精神疾患の早期発見及び診療を行うため、下記の体制を有しています。
- 患者さんごとの相談内容に応じたケースマネジメントをおこなっています
- 障害福祉サービス等の利用に係る相談をおこなっています
- 介護保険に係る相談をおこなっています
- 当該保険医療機関に通院する患者について、介護支援専門員からの相談に適切に対応します
- 市町村、保健所等の行政機関、地域生活支援拠点等との連携をおこなっています
- 精神科病院等に入院していた患者の退院後支援をおこなっています
- 身体疾患に関する診療又は他の診療科との連携をおこなっています
- 健康相談、予防接種に係る相談をおこなっています
- 可能な限り向精神薬の多剤投与、大量投与、長期処方を控えています